2019年1月31日
最近、事業承継の相談を受けることが多くなってきました。事業承継税制の特例が昨年創設され
たことによりこれまでより経営者の方が真剣に考えるようになってきた気がします。
先日受講した研修のなかで面白いものがあったのでご紹介したいと思います。
内容は「名古屋中小企業投資育成」の活用についてです。
この中小企業投資育成とは会社名であり地方公共団体や金融機関などが出資してできた会社であり55年の歴史があります。
この会社は優良な会社に安定的な株主として出資し、経営の安定化を図り長期の保有を目的としています。
また投資先企業の経営の自主性を尊重することが基本方針です。
つまり、よほどのことがない限り「物言わぬ株主」として経営陣の味方になってくれます。
もちろん経営陣はそれに甘えることなく企業を繁栄させることが使命となりますが
強力なサポーターであることは間違いないと思われます
。
事業承継にも活用できることが多々ありそうなので是非顧問先にも提案していきたいと思っています。