2016年11月4日
映画『奇蹟のくれた数式(原題 The Man Who Knew Infinity)』を
観に行きました。32歳で夭折したインドの数学者ラマヌジャンと
ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ教授G・Hハーディの二人の物語です。
(グッド・ウィル・ハンティングに少し似ています)
ラマヌジャンは貧しい階級に生まれ、独学で数学を研究していましたが、
ある日彼の数式がハーディの目に留まり、1914年ケンブリッジ大学に招聘されます。
当時インドはイギリスの植民地下にあり、また学歴のないラマヌジャンは
激しい差別や批判を受けます。そうした日々を送りながらも、ラマヌジャンは
新しい公式を次々と生み出していきます。直感で閃くラマヌジャンに対し、
ハーディは論理的に証明することの重要性を説き続けるのでした...
ジェレミー・アイアンズを初めて見ましたが(遅い!)、渋くていい声を
していらっしゃるというのが第一印象。難解な科白がさらさらと流れ出る様にも
感動致しました。68歳の今も次々と映画出演予定で、次回作もぜひ観に行こうと
思いました。